NicoTravelの日記

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「レナードの朝」はオススメ!

お題「邦画でも洋画でもアニメでも、泣けた!というレベルではなく、号泣した映画を教えてください。」

 

レナードの朝をご存じでしょうか?

30年間も半昏睡の状態で精神病院で暮らしてきた障害者レナードが新任医師の努力と誠意で奇跡的に“めざめの朝“を迎える。果たして彼は普通の生活に入っていくことができるのだろうか?

 

という、この作品。

 

神経科オリバー・サックスが実体験をつづった著作をもとに、30年にわたる昏睡から目覚めた患者と彼を救おうとする医師の交流を、ロバート・デ・ニーロロビン・ウィリアムズの共演で描いたヒューマンドラマ。1969年。ニューヨーク、ブロンクスにある慢性神経病患者専門の病院に赴任したセイヤー医師は、話すことも動くこともできない患者たちに反射神経が残っていることに気づき、訓練によって彼らの生気を取り戻すことに成功する。ある日彼は、30年前にこの病院に入院して以来ずっと眠り続けている嗜眠性脳炎の患者レナードに、まだ認可されていないパーキンソン病の新薬を投与する。そしてある朝、レナードはついに目を覚ます。監督は「ビッグ」「プリティ・リーグ」のペニー・マーシャル

1990年製作/121分/アメリ
原題:Awakenings
配給:コロムビア・トライスター映画

 

ネタばれせずにまず観てほしい!

 

実話がもとになっています

 

 

 

natalie.mu

 

以下ネタバレと私の感想

レナードは30年ぶりに意識を取り戻し

タイトル通りの「朝」を迎える。

パーキンソン病の新薬の効果によるものなのだが

残念ながらやがては耐性ができてしまうのか、

薬の量を増やしても、もとの昏睡状態に戻っていくことになる。

 

しかし、そんな短い「朝」の間にも、レナードは色々な体験をしていく

ケンカ・笑い・仲直り・恋…

 

とくに恋愛においては、

自分の身体がもとの昏睡状態に戻ってしまうことを悟り

最後のデートで

もう会うのはよそうとレナードは彼女に切り出すのだが

彼女は、レナードの気持ちをすべてくみ取って

最後にダンスを一緒に踊ります。

 

そして、さよならをする。

 

 

見てほしいのは

ラストで寝たきりのレナードに誰かが本を読み聞かせているシーン。

 

ベッドの横で本を読んでいるのがその彼女なのだ。

 

レナードには本を読んでもらっていることは、おそらく分からない。

しかし、そこには大きな愛が存在することを私たちは悟ることができる。

 

やがて誰もが人生を閉じるときがくる。

例外なく夜がやってくるのだ。

 

それなら、この人生は無意味なのだろうか?

そんなことはないだろう。

 

たとえ気づかなくても、私たちは大きな愛を受けて

それぞれの人生を生きていたことを悟る。

 

結果がすべてのこの世界で

たとえ何も変わらなくても、

愛することの尊さを感じさせてくれる。

 

そんな一本の映画。

www.youtube.com

 

pc.moppy.jp

 

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